【新竹】客家文化を感じるノスタルジックな街「北埔老街」

新竹
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新竹の山の上「北埔(ベイブー)」という地域をご存知でしょうか?

市内から車でしか行けないここは、客家の方々が移り住み栄えた街。

ここは本当に山の上にある街。

初めて行った時は、父とバスに乗って行ったんですが、乗り間違えて迷いながら辿り着いた思い出があります。

今回はそんな「北埔」の魅力をお伝えします!

 

 





北埔老街の成り立ち

 

北埔鄉という地名で、元々は、6000人に満たない少数民族の「賽夏族(サイシャット族)」と西側平地に住むからこの名前がついた「平埔族(ピンプ族)」が混ざり合って暮らしていた地域。

現在は台湾の中で、客家人が一番多くの割合(95%以上)で住んでいる地域になります。

なぜ客家の方々が多いのかというと、清の時代に広東省から移民としてやってきた客家人が切り開いた場所だから。移民の後発組だった客家人は、すでに平地は漢人が開拓しており、行き場がなかったため、仕方なく山の上の方へ向かったと言われています。

その中でも北埔地区は、もっとも遅く開拓がされた地域だそうです。

 

 

開拓を進めたのが「姜秀鑾」という人物。上記書いたようにこの土地はもともと原住民たちが住んでいた地域。そこへ武力によって開拓を進め、北埔は通常の街とは違い、軍事司令塔、商業、宗教の地域と言われており、強風対策と敵の侵入対策に路地が曲がりくねった迷路のような仕組みになっています。

そのため、この地域は「竹北一堡南興庄」と呼ばれていました。

 

また、この街は道の呼び名が上と下に別れており、慈天宮〜南興街口を「上街」、南興街口〜城門街口を「下街」と読んでいます。

 

日本時代に大正式建築に改修工事が進められ、新しい建物に多くは変わってしまったようですが、お寺の目の前にある3、4軒の建物は100年以上昔から続く建物です。

 

 

また、日本時代にお茶所としても栄えました。

北埔のお茶で有名なのは「東方美人茶」、ぜひ買ってみてください。

 

 

ぜひ見て欲しい歴史建造物!

それではここから順にぜひ見て欲しい歴史的にも貴重な建築物をご紹介していきます!

 

三級古跡「北埔慈天宮」

三級古跡 北埔慈天宮

 

北埔慈天宮は観音菩薩を祀ったお寺。

 

 

沿革によると、道光15年(1835年)、開拓者「姜秀鑾」が北埔を開拓する際に、大陸から連れてきた神様のために小さな祠を作って祀ったのが最初のようです。

その後、道光26年(1846年)に木造の寺を立て、同治13年(1874年)に廊下と前殿を作り今の様子になったと書かれていました。

ちなみに「姜秀鑾」の名前が書かれた位牌が奉納してあります。

1985年その歴史的価値から第三級古跡に認定されました。

 

北埔慈天宮
住所 314新竹縣北埔鄉北埔街1號

 

ちなみに新竹市内にある「新竹都城隍廟」も第三級古跡です。

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音のなる石畳「叮咚橋」

 

ここは結構知る人ぞ知る場所。

北埔慈天宮のすぐ左側の路地にある細い石畳の道。

不揃いの石が隙間をあえて作って並べてあるので、歩くと音がなります。

夜中など敵が来たことをいち早く察知するために作られたと言われています。

 

叮咚橋
場所 北埔慈天宮の左側路地中。

 

 

 

 

 

一級古蹟「金廣福公館」

 

開拓者「姜秀鑾」と林德修、周邦正が結成した「金廣福墾號」の拠点として、道光15年(1835年)に建設した施設。

金廣福の「金」は吉祥、「廣」は当時開拓を行なっていた粵籍(広東人)客家族、「福」は資金を提供していた福建商人(閩南商人)たちの意味。

軍事、商業、宗教を行なっていた場所で、武装開墾行政中心だそうです。

 

金廣福公館
時間 9:00〜17:00(月曜休み)
住所 314新竹縣北埔鄉中正路6號

 

 

 

国定古跡「姜家天水堂」

 

北埔人から「姜屋」と呼ばれているここは、実は今でも姜秀鑾の子孫が住んでいる住宅。

そのため一般開放はしていません。

 

道光15年(1835年)に建てられた客家建築三合院が美しい古跡です。

 

 

写真を撮りたいときは、こんな風に壁の穴からカメラを入れて撮るそうで、私も「失礼します」と撮影させていただきました。

 

姜家天水堂
住所 314新竹縣北埔鄉中正路1號

 

 

食事はぜひ客家料理を!

北埔老街は客家の街。

ランチ時に行ったらぜひ客家料理を食べてください。

 

オススメは、老舗のこのお店。

 

 

北埔食堂
時間 11:00~19:00(木曜定休日)
住所 新竹縣北埔鄉北埔街4號(北埔慈天宮の参道にあります)

 

ここは古民家を利用して開かれているレストランで、伝統的なこんな客家料理が食べられます。

 

 

団体ツアーではあったんですが、ものすごくたくさん食べました笑

詳細はまた別記事で書こうと思います。

 

 

体験して欲しいのはこれ!擂茶(レイチャ)

 

姜家天水堂の路地を左に入るとあるのが、日本時代に建てられた古民家を改装して開業されているお店「水井茶堂」。

 

 

ここは北埔老街名物「擂茶」体験できるお店。

擂茶とは、擂(す)るお茶。

三国時代から客家の方々がお客様をおもてなしするときに出す客家のお茶です。

 

 

この時は、ピーナッツ、ごま、かぼちゃの種、お茶の葉で作りました。

 

内装もこんなノスタルジックなところや畳席などもあるので雰囲気があって、インスタ映えスポット的にもGood!

 

水井茶堂
時間 10:00〜18:00
住所 新竹縣北埔鄉中正路1號

 

 

擂茶はここ以外でも数店舗できるところがあるので、街中で「擂茶」この文字を探してみてください。

 

 

途中にあるこんな石畳の看板も可愛い♪

 

 

 

 

お土産を買うならこれは外せない!!

北埔名物で絶対買いたいものがいくつかあります!

 

それは・・・

何はともあれ干し柿!

 

ぷりっぷりで程よい弾力があって、肉厚の干し柿がここの名産です。

私が行った11月はちょうど干し柿が販売される季節。

 

石柿が台湾産、筆柿が日本産、牛心柿がどこだったかな?全て食べ比べさせてもらいました。

結果、絶対「石柿」が美味しい!!!

 

 

もりもり入って1パック100元なので買わない理由がありません。

 

 

お店のおばちゃんと話しながら買い物していたら、気に入ってくれたらしく、天井から下がっていた柿を一つちぎってくれました笑

このお店は、お寺の参道すぐ近くの「荘記柿餅」という名前のお店です。

 

荘記柿餅
時間 8:00〜17:00
住所 314新竹縣北埔鄉北埔街11號

 

お肉の入ったお菓子「竹塹餅」

 

こんな中華焼き菓子は、台湾ならどこにでもあるイメージですが、「竹塹餅」はちょっと珍しいお菓子。

竹塹は新竹にあったお城の名前。

よって、この「竹塹餅」は新竹名産の焼き菓子です。

台北で食べれるお店は、迪化街の同案樂くらいかな?確かにあまり見かけないです。

ちなみに、写真は「阿滿姑」というお店。他にも竹塹餅はたくさん売ってあります。

 

阿満姑肉餅
時間 10:00〜18:00
住所 314新竹縣北埔鄉北埔街22號

 

 

もしかしたら私だけかもだけど笑「黒糖蒸しパン」!

 

こんなおっきな黒糖蒸しパンがどーーんと売られているお店があります。

周りは黒糖の焼きあがったいい香り。

ついつい、惹かれて買ってしまいます笑

客家の黒糖蒸しパンは弾力が半端ない!

モッチモチでとっても美味しいので、買ってみてくださいー♪

 

温記黒糖発糕
住所 314新竹縣北埔鄉北埔街14號

 

 

北埔老街へはどうやっていくの?

 

北埔老街は新竹駅から車で30分ほどの場所ですが、電車はなく、バスか車でしか行けない場所です。

台灣好運のシャトルバスに乗って途中下車するか、自家用車を運転していくか、チャーター便しか選択肢がないです。

 

そういえば、以前このシャトルバスで降りる駅を間違えて、ちょうど居合わせた山登りのおじさんおばさんたちと一緒に山登りをして、お食事までご馳走になったことがありました。

それはそれで楽しかったけど笑

 

ちょっと行くのが大変なので、ツアーに参加するか、もうチャーター便を借りてタクシーでビューンと行っちゃった方が時間の節約になると思います。

 

今回参加したツアーはこちら

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終わりに

 

紹介したぜひ買ってほしい干し柿、竹塹餅、蒸しパン以外にも、板條,鹹豬肉,豆乾などなど客家料理の食材がたくさん販売されています。

また、迷路のようになっている煉瓦造りの通路は本当に異世界にタイムスリップしたような感覚になります。

 

井戸があったり、壁の透かしレリーフが綺麗だったり、インスタ映えも抜群!

ただ、田舎で山の上なので、九份と同じくここもあまり遅くまで営業しているお店が少ないです。

夕方5時を過ぎるともう暗くなってしまう可能性が高いので気をつけてくださいね!

 

こんな不思議なオブジェもあるよ笑

 

 

 

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台湾駐在員&旅人ブロガー。フロントエンジニア。

台湾が好きすぎて移住「台湾のことなら台湾人にも負けない知識と経験がある」と自負しています(笑)東南アジア一人旅が得意です。

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