【高雄:左營】高雄パワースポットといえばココ「龍虎塔」の歴史と行き方

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高雄大好きブロガーRie(@rieasianlife)です。

今回は高雄といえば!な観光スポット「龍虎塔」を歴史的な視点からも合わせて解説していきたいと思います!

 

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龍虎塔について

龍虎塔

 

龍虎塔は、名前の通り「龍の塔(龍禪)」と「虎の塔(虎禪)」で成り立っています。

龍の塔、虎の塔共に12面角形からできており、黄色い壁に赤い柱、オレンジ色の瓦と色とりどりです。

 

民国63年(1974年)に慈濟宮の保生大帝(お医者さんの神様)の命によってできた塔です。

各7階建て(七層)になっており、仏塔「七級浮屠」にあやかって作られています。

大乗仏教の経典中に「救人一命,勝造七級浮屠。(人の命を救うということは、7層の塔を建てるほどの功徳がある)」というものがあり、そこからきているようです。

1977年、巨大な台風「賽洛馬」がきたらしいのですが、当時、塔はビクともせず、避難所として使われたという逸話も残っています。

 

どこにあるの?どうやっていくの?

龍虎塔

 

場所は高雄市の比較的西側。

駅の最寄駅だと新幹線や地下鉄が止まる「左營」駅です。

歩いて行くと20分くらいですが、日陰のあるような歩道ではなく、ひたすら道路なので、私はタクシーで移動しています。

 

私はいつも早朝の新幹線に乗って高雄に行くことが多いのですが、左營駅に朝8〜9時ごろに到着し、そのまま龍虎塔の近くにある小籠包を食べて、お腹いっぱいになったところで龍虎塔へお散歩することが多いです。

 

 

 

周辺と内部の様子

龍頭龜背麒麟腳

 

まず入り口にはこんなお金を背負った龍の頭に亀の甲羅を持つ像「龍頭龜背麒麟腳」があります。

 

龍頭龜背麒麟腳

 

金運がつきそうなので、いつも必ずこの像のお金の部分を撫でてから中に入っています笑

他にも鼻や足を触る方もいます。

 

九曲橋

 

塔へ行くには、九曲橋というジグザグに折れ曲がった道を行きます。

道の壁のレリーフにも是非注目してください。

 

 

二十四孝子(24の親孝行)、十二賢士、玉皇大帝三十六宮正宮の図などが描かれています。

 

 

ちなみに、池側のレリーフも非常に美しいです。

 

参拝は「龍口進、虎口出」、龍の口から入って、虎から出てください。

正しい参拝をすると、無病息災、運気が上がると言われています。

逆に入ると「羊入虎口(故事成語で縁起が悪い)」となってしまい、悪い気を入れてしまいますよ。

 

龍虎塔

 

道がふた手に分かれているので、左側へ進むと龍の入り口が見えてきます。

 

龍虎塔

 

いよいよ中へ入っていきます!

龍の口の入り口で写真を撮るのもお忘れなく笑

 

龍虎塔

 

中に入ると壁一帯が、神話や地獄の様子が描かれたレリーフになっています。

舌を抜かれそうになってる人とかいる〜(怖)

 

このレリーフの空間を抜けると、龍の塔の1階です。

 

龍虎塔

 

螺旋階段で上に登ることができます。

 

龍虎塔

 

龍の塔を登ると、隣の虎の塔の屋根に乗っている虎のモチーフが見えます。

 

龍虎塔

 

蓮花池を見渡すこともできます。

結構ぐるぐるずっと階段を上るので辛いですが、ここからぼーっと池を眺めるの好きです。

 

龍虎塔龍虎塔

 

絶対撮りたくなる龍の尻尾と虎の尻尾(笑)

虎の塔のお尻から入ります。

 

龍虎塔

 

虎の塔もぐるぐると同じ螺旋階段を上って上に行くことができます。

 

龍虎塔

 

虎の塔からは、龍の塔のモチーフを見ることができます。

 

龍虎塔

 

虎と龍の塔の中央あたりから見るとジグザグの道を見ることができます。

 

龍虎塔

 

出口へ続く通路にあるのは、偉人たちのレリーフ。

 

龍虎塔

 

出てきましたーー!

これで1年は無業息災、運気つきまくりです(笑)

 

慈濟宮

 

龍虎塔の目の前にある「慈濟宮」もかなりオススメです!

むしろ慈濟宮あっての龍虎塔なのではと私は思っています。

こちらもたくさん見所があるので、いつか記事に書きますね。

 

龍虎塔の春節

 

旧正月になると蓮花潭の周りには出店が出てかなり賑わうのでこの時期に行くのもオススメです。

 

 

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