【新北:石碇】経営者が多数参拝する虎爺をメインで祀っている廟「石碇伏虎宮(虎爺公廟)」

台北

台湾にある廟の中でも虎に似た神獣「虎爺(フーイエ)」が好きなブロガーRie(@rieasianlife)です。

2022年は寅年ということで、大好きな虎爺をメイン(主神)で祀っている廟への行き方をご紹介したいと思います。

 

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虎爺とは?

松山慈祐宮 エメラルドの目の虎爺

 

虎爺は、動物の形をした道教の(神様の中でも比較的地位が低めな)神様。

台湾に虎はいない(石虎はいますが、ちょっと違う)ので、虎爺は、台湾に持ち込まれた神様です。

伝説は諸説ありますが、虎爺は「土地公(土地神様)や城隍爺などの神様を背中に乗せる仕事を受けおった」や「保生大帝が助けたペット」などと言われています。

その大きな口は財を呼ぶと言われており「虎爺會咬錢來(虎爺はお金を噛んでやってくる)」という伝説もあるように、ビジネスで成功したい人が願掛けに来たりします。

他に、子供を賢く明瞭にし、耳の急性脳炎(豬頭皮と呼ぶため虎爺が豚を食べるらしい)を治すなどとも言われているため子供を連れて参拝する方を多く見かけます。

 

さらに詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【台湾の文化】至る所にある廟で神様を守っている「虎爺(フーイエ)」が好きすぎる!

 

 

石碇伏虎宮への行き方

 

石碇伏虎宮は、台湾の新北市の郊外の山の上にあります。

なので、まずは行けるところまで地下鉄で移動し、それからバスに乗り換えて、さらに山登りするのが最短最速のルートになるかと思います。

(それかタクシーでそのまま廟まで向かう)

 

一番近くまで行ける地下鉄はMRT景美駅。

3番出口から出て少し歩いたところにあるバス停「景美国中」で「666番」のバスに乗り換えます。

 

 

バスに揺られること1時間20分ほどで、最寄りのバス停「外按橋(Waian Bridge)」に到着します。

こんな周りに何もない、ただの道にあるバス停なので、降りた時本当にここであっているのか、か・な・り心配になりました笑

ちなみに、もちろんほぼ誰も歩いていませんし、タクシーも滅多に通りません。

夕方に行ってしまうと遭難案件なので、できるだけ明るいうちに、体力がある状態で行くことをおすすめします。

 

 

バス停を降りて、Googleマップを頼りに道を渡って山側(道路じゃない方に道があるはず!)に入ると、目の前に大きな門が見えます。

 

 

その門の前にこんな白背景に赤文字の「虎爺公廟」と大きく書かれた看板があるので、ここで一旦安心しましょう(笑)

ただし、来た道の反対向きに看板が立ってる(つまり、歩いていると見えるのは裏側)ので、気付きにくいため、いったんは赤い中華式の門を目指しましょう。

 

 

ここでいったん橋を渡りながら、この壮大な自然を感じましょう。

さて、ここから20分ほど、ほとんど人のいない道を山登りです〜笑

 

 

たまーに、ポツンとこんな感じで「虎爺公」などと看板が立ってるので(写真左の黄色いやつ)それとGoogleマップを頼りに、気持ちをしっかり持って歩き続けます。

ちなみに、Googleマップも山道表示になってるので、たまに掲載されてない小道があったり、脇道があったりします、迷いながら行くしかありません。(頑張ってください)

 

 

まるで、実家の田舎の山道を思い出すような自然豊かな風景。

あ、特に夏は暑くて死ぬので、帽子とお水は必須です。

 

 

心が折れそうになる頃(笑)こんな、巨大なセンスを持った神様?の派手な廟「行德慈惠堂」と「石碇虎爺公廟」「虎爺公」の看板が右手にあらわれます!

ちなみに、行德慈惠堂のGoogleマップの口コミも高めで、中も何だか面白そうです、もし余裕がある方は、帰りに行ってみてもいいかも。

とっても惹かれる建物ですが、目的は虎爺です、後ろ髪ひかれながら先を急ぎましょう。

これが見えたらもう3分の2くらい来たところです。

 

 

それと廟の目の前あたりにこんな施設もあります。

人間戯場・・・?何だか怖い。

調べてみると「人間戯場露営地」と書いてあったので、キャンプ場?みたいなところなのかもしれません。

 

 

一応駐車場のようなスペースもあったので、車できてる方はここで休憩するのも良さそうです(虎爺公廟はもうあと少しですが、ここから道が狭いので、Uターンはしにくいです)

徒歩の方は、先を急ぎましょう。

 

 

ぽつんとこんなポストも見つけました。

近くに家なんてありません。

虎爺のシールが貼ってあるし、これは、虎爺公廟用のポストなのでしょうか・・・?

 

 

この辺りから、ものすごく急な坂道を登ります。

だいたい45度くらいはありそうな傾斜で、自転車では絶対立ち漕ぎでも辛いレベルです。

ただ、この傾斜を超えた先に・・・・。

 

 

坂を上り終わると、こんな黄色い旗と赤い看板があります。

ここが廟までの最後のラストスパートです!!!

 

 

風にたなびく旗が定距離でたくさん並んでいる最後の一本道!!!!!

ここは車一台がギリギリ通るくらいの幅なので、車とすれ違うときなんかは気をつけてくださいね。(絶対、夕方や暗い時には行かない方がいいです)

この時、すごく気持ちがいい風がビュンビュン吹いていて、ここまで頑張って歩いてきた私を歓迎してくれてるようでした笑

 

 

狭い道を抜けると、こんな駐車場にたどり着きます。

ここが道の突き当たりです。

 

 

お疲れ様でした!!!!!!

目的の台湾に数個しかない虎爺を主神としている廟「石碇伏虎宮(虎爺公廟)」に到着です。

石碇伏虎宮:虎爺廟Facebook
時間 7:00-17:00
電話 0226633609
住所 新北市石碇區潭邊里號

 

 

廟に上がる前の駐車場にも小さな廟があるので、こちらもお参りを。

香炉は通常だと麒麟や龍や贔屭などがいるものですが、ここはもちろん虎爺がいらっしゃいます!

 

廟はこの階段の上!

ハヤる気持ちを抑えながら、こけないように上りましょうー!!!

 

廟の中の様子

 

廟の中には、もちろん虎爺以外にもたくさんの神様がいらっしゃいます。

参拝の順番は以下の通り、合計12本の線香を持ちます。

  • 1)天公爐(外にある大きな香炉、天の神へ):線香3本
  • 2)虎爺公(虎爺):線香1本
  • 3)觀世音菩薩(女性のような見た目をされている観音菩薩):線香1本
  • 4)地藏王菩薩(五佛帽を被って佛杖を持っていらっしゃる地蔵菩薩):線香1本
  • 5)濟公活佛(寝ながら団扇を持ってる神様):線香1本
  • 6)五路財神斗燈(お米の上にハサミなどの道具が挿してあるもの):線香1本
  • 7)北極玄天上帝(髭を生やした指で印を組んでる):線香1本
  • 8)五路福德(北極玄天の隣にいらっしゃる元寶を持っている):線香1本
  • 9)五營將軍(外にある小さな祠、5氏の将軍):線香1本

 

 

それでは順に見ながら、参拝していきましょう!

 

お供えの紙のお金を購入し、線香に火をつける

 

虎爺の向かい側(外から入るドアがある方)の壁に紙錢(紙のお金)と線香が置いてあります。

線香は、お気持ちの金額を赤い箱に入れてください。

紙のお金は一人なら写真の左下にある一人用のセットを購入すると良いです。

 

 

この時はちょうど法事が行われていたからか、300元以上寄付すると虎爺の形の香包(お守り)がついてきました(これは持ち帰れます!)

ちなみに、この虎爺の香包、毎年色や種類が変わるみたいです!

香包も一緒に紙錢と一緒に赤い台の上に置いて、線香に火を付けます。

 

1)天公爐:線香3本

 

1の外の香炉写真撮り忘れました!

外にある通路の真ん中に大きな香炉があります。

 

2)虎爺公:線香1本

 

数十体(100超えてそう)と並んでいる虎爺の中でもこの一番大きい虎爺がここで一番偉い神様。

ちなみに、ここの虎爺はベジタリアンらしいので、お肉や卵はお供物しません。

お供えしてあるのはお菓子やフルーツが多かったです。

 

 

お参りをしながら、一体一体の虎爺の石像、木像たちを見学します。

横にきれいに同じ神像が並べられていたり、ランダムにいろんなデザインの虎爺が並べられていたり・・・。

 

 

こんな羽の生えた虎爺もいらっしゃいます。

このタイプの虎爺は、飛虎將軍、飛天虎大將軍っていうらしいですよ。

 

 

祭壇の上だけでなく、お供物を置いてあるテーブルの方にもたくさんの虎爺が置いてあります。

 

 

もちろんここの香炉も虎爺が左右につかまっています。

足下の支えも虎爺みたいです。

 

3、4)觀世音菩薩、地藏王菩薩:線香各1本

 

こちらは、地蔵菩薩様と菩薩様。

 

5)濟公活佛:線香1本

 

写真がうまく撮れてませんが、虎爺の祭壇の手前に横になっている濟公活佛もいらっしゃいます。

済公僧侶は、酒好き、博打好き、肉好き、女好きという破天荒なお坊さんで有名ですよね。

 

6)五路財神斗燈:線香1本

 

五路財神が治められた「斗燈」という祭器がズラーっと並んでいるところもあります。

五路財神とは、武財神趙公明、招財使者、進寶天尊、納珍天尊、利市仙官の5つのお金の神様のこと。

(同じ石碇地区に五路財神を祀っている廟があるらしいです)

中には、斗鏡(鏡)、劍(剣)、尺(定規)、秤(秤)、剪刀(ハサミ)5つの神器が五方五行の数という意味で入っています。

 

7、8)北極玄天上帝、五路福德:線香各1本

 

虎爺の右側には、玄天上帝、福德正神がいらっしゃいます。

玄天上帝は、高雄の蓮池潭に巨大な剣を持った像があるので、知ってる方も多いかも。

福德正神もお金の神様で、その土地を管理している土地公と言われています。

 

9)五營將軍:線香1本

 

また、最後に参拝をするのは、廟の外のベランダにいらっしゃる五營將軍。

名前の通り5つの陣営(東営軍、南営軍、西営軍、北営軍、中営軍)を守る将軍を祀ってあります。

 

最後に紙錢を燃やします

 

経路順に参拝が終わったら、テーブルの上に置いてお供えした紙錢を燃やします。

なんとこの紙錢にも虎のイラストが描かれていますよ!

ここも見逃さないで!

 

全て燃やし終えたらお参り終了、香包は持ち帰りましょう。

 

その他

 

廟の中には、他にも左右に法事用の着ぐるみ(といっていいのだろうか・・・?)も飾ってあります。

通常だとここには、謝將軍、范将軍なんかが飾ってありますが、ここには虎の頭をした五營將軍が飾ってありました!

面白いー!!!!!

 

終わりに

今回は、めちゃめちゃ私の趣味の虎爺を祀る廟の様子をご紹介しました。

ちょっと行くのが大変な場所にありますが、もし興味があれば、行ってみてください。

その圧巻の量に感動しますよ。

他にも多くはないですが、いくつか虎爺を主神としている廟があるので、いつか行ってみたいなと思っています。(どこもいきにくいところにありそうだけど汗)

今年は寅年!皆さんに虎爺の御加護と金運が訪れますように!

 

また、まだまだ勉強中のため、解釈間違いなどがありましたら、是非、教えていただけると助かります!

行き道は、すごい迷うので、動画も同時にどうぞ。

 

虎爺廟へのアクセスと詳細

石碇伏虎宮:虎爺廟Facebook
時間 7:00-17:00
電話 0226633609
住所 新北市石碇區潭邊里號

 

 

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