【台湾で働く】新北市に引っ越したので、中和国税局「中和稽徵所」での確定申告をしてきました

新北

台湾でOLをしているブロガーRie(@rieasianlife)です。

毎年5月は、台湾で働く私たちにとって大事な月・・・そう、確定申告をする月です。

一定の額をパスしている人だけではありますが、結構な確率でお財布が悲鳴を上げます泣

台湾に住んでお給料をいただいている以上、税金は払わないとですね。

 

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確定申告について

確定申告の場合、基本的には住所がある地区の管轄の国税局へ行きます。

日本でよく行う年末調整制度は、台湾には存在しないので、必ず納付月に確定申告手続きをしなければなりません。

  • 計算期間:前年1月1日〜12月31日
  • 納税期間:5月1日〜31日の1ヶ月間

1月1日〜12月31日の間、台湾に183日間いて、所得があった場合は必ず対象になります。

詳しくは、所得税法を参照ください「全國法規資料庫「所得稅法」第71條

 

ただ、特別措置で2020年の今年は、コロナウイルスの影響で納税期間が6月30日までの1ヶ月延長になりました。

108年度所得稅結算申報全面延長至109年6月30日,受疫情影響符合條件者,並得申請延期或分期繳納

 

国税局について

最近、隣の新北市に引越しをしたので、国税局の場所も変更になったので、今まで行っていた台北市の国税局とは別の場所になりました。

新北市の場合、範囲が広いので以下のどこかへ行くことになります。

板橋分處、三鶯分處、三重分處、新莊分處、新店分處、中和分處、淡水分處、瑞芳分處、汐止分處、林口分處など・・・。

今回は、初めて中和の国税局で納税してきたので、行き方などをご紹介します。

 

新北市の場合、拠点がたくさんあるので自分の住所管轄の拠点での申請になるのですが、台北市の場合は、北門の国税局になります。

以下で、手順等詳しく説明してるので、参考にどうぞ。

【台湾で働く】5月の確定申告は自分で納税!納税に必要なものと手順

 

また、ネット納税環境も整っているので、可能な方はこちらからも行えます。

財政部電子申報繳稅服務網

ただ、日本で所得がある方は、日本の所得証明書等が必要になり、通常の現地のみの申告内容と異なるので、窓口に行った方が早いかもしれません。

 

中和の国税局への行き方

中和の国税局「財政部北區國稅局中和稽徵所」へは、バスと地下鉄の2種類の行き方があります。

 

財政部北區國稅局中和稽徵所
電話 02-2243-6789
時間 8:00〜12:30、13:30〜18:00(土日は休み)
住所 新北市中和區安邦街18號

 

地下鉄

 

最寄りの地下鉄の駅は2019年に出来他ばかりの黄色いラインの「中和」駅。

この駅綺麗なので写真を撮るにもおすすめな駅ですよ♪

ただ、国税局まで少し距離があるので、ちょっと歩かないといけません。

 

バス

 

もし仕事場からなど、台北市内から行かれる場合は、台北駅から出ているバスで乗り換えなし1本でいけるので、おすすめです。

この写真の台北駅の目の前の噴水があるあたりにバス停があります。

 

 

平日だと5〜10分(ラッシュ時は4〜6分)おきにやってくる、台北客運の307番のバスにのります。

 

引用:307番バス路線図

 

台北駅の前だと「南京復興駅」「南京三民駅」で止まるのと、台北駅の後に西門町にもとまるので、そこでも乗り込むことができます。

 

 

国税局の最寄駅は名前そのまま「中和國稅局」で下車します。

 

 

バスを降りたらすぐに国税局ではなく(汗)

大きなこの道を渡り、真っ直ぐ進んだ右手にあります。

だいたい駅から歩いて3分くらいです。

 

 

付いたら、この国税局1回がスーパー「全聯」で、最初入り口がどこかわかりませんでした笑

 

 

施設に向かって、右側がスーパー、左側の小さな裏口のような入り口が国税局です。

この時は、コロナが発生してかなり厳しい状態だったので、検温と消毒が徹底されていました。

 

 

入り口で「我要申報(確定申告がしたいです)」と伝えると、外国人専用窓口へ誘導されます。

3階が台湾人の窓口なのですが、外国人の場合5階になるので、間違えないように。

(私は係りの人が台湾人かと思ったのか、最初3階に誘導されました笑)

追記:2022年に確定申告した時は4階でした。

 

 

5階にも申請表提出エリア「申請書表提供區」と看板が出ていました。

また今回はコロナの影響で通常だと毎年5月の1ヶ月間なのですが、2020年の今年は1ヶ月伸びて6月末まで引き伸ばされていました。

 

 

入り口で番号札を受け取って待ちます。

この日もソーシャルディスタンスを保つために、パイプ椅子を一定距離をもって並べてあり、なんだか異様な雰囲気でした。

ただ私が行った時人がそんなにいなかったので、5分くらいですぐに窓口で呼ばれました。

 

必要書類は台北市で手続きする時と同じ。

  • 居留証(コピーx1、原本)
  • パスポート(コピー)
  • 綜合所得稅結算申報書(国税局で記載してくれます)
  • (返金がある場合)通帳
  • (支払いがある場合)銀行ATMカードor現金
  • (日本での収入がある場合)日本での収入確認書
  • (日本での収入がある場合)収入証明の証明書*
  • (扶養家族がいる場合)扶養証明

*日本での収入確認書については、書類が本物である証明を「公認会計士」または「公証人」に証明していただく必要があります。また台湾の会計士が証明する場合は、その会計士が本物かどうかの証明コピー(会計士ライセンスコピーなど)も必要です。

*また、台北市に住んでいた時は「0円」の証明確認書が必要でしたが、新北市(中和)に資料を問い合わせたところ、収入がないのであれば、台北市ほど厳格ではないので不要と言われました。心配な方は、ご自分の住居地の国税局へ問い合わせをしてみてください。

 

書類をすべて窓口で渡すと手際よく処理してもらい、最後に明細を確認してOKであれば、それで完了。

もし納税金額が足りない場合は、追加で支払いをおこない、支払いすぎの場合は返金があるので、通帳の番号を登録して返金されます。

わかってはいましたが、今年もがっぽり支払いました・・・とほほ…しっかり稼ぎましょう!

 

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