台湾のお正月やっちゃいけない15の事

台湾を知る

台湾在住ブロガーのRie(@rieasianlife)です。

今回は、伝統的な言い伝えの観点から、台湾で、お正月(春節)にやっちゃいけないことも幾つかあります。

それを一つずつ理由を含めて解説していきたいと思います。

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新年不能做的事(春節でやっちゃいけない事)

今回は、いろんなサイトを調べながら出してみました。

その数すごい・・・汗

これ全部やっちゃダメだと、本当に食べるか寝るしかなくなります笑

参考:農曆新年禁忌盤點:15項你不可不知的農曆新年禁忌

 

1(元旦)忌打破東西(物を割っちゃダメ)

お椀や鏡など、ガラスや陶器を割っちゃダメ。

物を割ってしまうと、金運も割れてしまい、縁起がわるいため、決して割ってはいけないそうです。

もし割ってしまった場合は、赤い紙で包んで「歲歲平安」など縁起の良い言葉を唱えるとよいとか。

子供やペットのいる家庭は気をつけて!

 

2(元旦)忌早上忌洗澡、洗頭(朝お風呂に入っちゃダメ)

元旦に頭や体を洗うと財運も一緒に洗い流してしまうらしいです。

朝ダメみたいなので、夜ならいいのかしら・・・?

 

3(元旦)忌叫全名催人起床(名前を呼んで起こしちゃダメ)

元旦は名前を呼んで寝ている人を起こしてはいけません。

催促される意味になってしまい、名前を呼ばれた人は1年間、何かに追われる(催促される)年になってしまいます。

 

4(元旦)早餐不可吃稀飯・肉・薬(朝食に粥や肉、薬を食べちゃダメ)

昔の人は貧乏な人がお米を食べれず、お粥を食べていたことから、元旦にお粥を食べると、1年間貧乏ですごくことになってしまうそうです。

また、元旦に動物を締めることもよくないため、お肉もダメです。

さらに、健康な人はこの日に薬を飲むのもよくないとされています。

 

5(元旦)忌煮新飯(新たにご飯を作っちゃダメ)

台湾のおせち(年菜)は大晦日に食べ、その残りを元旦に食べるのが習わし。

おせちが余るくらい、次の日に持ち越すくらいの量を作ることで、この年は余るほどの利益があるとされるからです。

 

6(元旦)忌午睡(昼寝しちゃダメ)

古くから「禁晝寢(勉強中に寝るな)」と言われており、元旦の日に昼寝をするとその年1年間の事業運に響く(金運が逃げる)とされているため、お昼寝してぐうたらするのは厳禁!

 

7(元旦)忌洗衣物(洗濯しちゃダメ)

元旦の日は洗濯もダメです!

農暦の1月1日と2日の2日間は水神様の誕生日なので、水を使う洗濯はNG。

3日目に一気に洗濯しましょう。

 

8(元旦)忌灑水、掃地與倒垃圾(掃除やゴミ捨てもダメ)

風習では家には財運や幸運が宿るとされています。

そのため、元旦に水を長いたり掃き掃除やゴミを捨てることは、家の中にいる財運の神様も一緒に外に出してしまうことにつながり、金運や幸運が下がるのでNG。

大晦日のおせちの準備で大量に出るゴミは、大晦日のうちに捨てる方が安全です。

 

9(初二)送禮要成雙成對(奇数の手土産はダメ)

実家に帰省した時などに、奇数の手土産を送るのはNG。

奇数はあまり運が良くないといわれていて、必ず2つセットか2種類の手土産を持っていくようにしましょう。

 

10(初二)出嫁女兒宜初二、初三回娘家(嫁の帰省は2日、3日しかダメ)

元旦、4日、5日にお嫁さんに実家に帰ってはいけません。

この3日間に家にお嫁さんがいないと家の運気が下がってしまうからだそう。

もし台湾人に嫁いだ方は、実家に帰るのは2日、3日にしましょう。

 

11(初三)赤口日忌外出拜年(赤口日に外出お参りしちゃダメ)

旧暦の1月3日は赤口日(赤狗日)。

赤い犬を意味する赤狗は熛怒之神と言われており、南の神様で、5代帝王の一人。

非常に気性の荒い神様のようで、この日は不吉とされています。

あまり外出したりお参りをしたりしないようにしましょう。

 

12(初四)不宜外出(外出しちゃダメ)

農暦の1月4日はキッチンと飲食の神様、灶王爺と家の神様たちが家に帰ってくるため迎え入れる日。

灶王爺が帰って来た時に、ちゃんと家族がいるのか点呼作業を行うらしく、家からでないほうが良いそうです(なんだか可愛い笑)

 

13(初五)送窮日(貧乏を送らないとダメ)

元旦〜4日まではゴミを「財運」として扱っていますが、5日以降はゴミは「貧乏の気」となります。

5日めに春節二出たゴミを全て綺麗に捨てて掃除をする「送窮」の日と定め、良い運と財運を入りやすくするそうです。

 

14(初七)諸事不宜(あまり動いちゃダメ)

7日めは「人の日」。

人々はお互いを尊敬し合い、親も子供をしつけるようなことをしてはいけないそう。

また、7日は「七煞日(凶の日)」とも言われており、できるだけ遠出を避け、あまり大きなことはやらない方が良いとのこと。

 

15(初九)忌晒衣服(服を干しちゃダメ)

1月9日は天公生といって、店の中で一番えらい神様「玉皇大帝」の誕生日。

そのため、天の神様の前である外に服を干してはいけません。

 

まとめ

これらの言い伝えや風習は、今でもご高齢の方がいる家庭では残っていたりするので、ちょっと注意が必要!

特に台湾へ嫁いできたお嫁さんは知らないことが多いと思うので、やるやらない、信じる信じないは置いておいて、お姑さんや家族の怒りに触れる種になってしまうこともあるので、知識として知っておくと良さそうです汗

面白いですねー!

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