洋菓子もですが、和菓子も大好きな甘党ブロガーRie(@rieasianlife)です。
最近、台湾では、日本の和菓子が流行ってるみたい。
でも、実際結構日本の和菓子とは違うものも多い。
もちろん、台湾式の日本和菓子も美味しいですよ!ただちょっと違う美味しさですが笑
今回は、そんな台湾で販売されている和菓子の中でも、正真正銘日本時代から守り続けられている和菓子を販売するお店を見つけたのでご紹介します!
どこにあるの?どんなお店?
場所は、ちょっと行きにくいです。
地下鉄で行く場合は、最寄駅はMRT龍山寺駅ですが、そこからさらに15分くらい歩きます。
電車の萬華駅から5分くらい歩くか、バスで行ったほうがいいかも。
大通りの「艋舺大道」沿いに歩いて三角形の公園を入ったところにあります。
車通りが多い場所なので、気をつけていってください。
青い看板に赤い文字で「摩那卡餅本舖」という文字が見えたらそのお店です。
ガラス張りの窓から、代々使われているモナカを焼くための機械を見ることができますよ!
台湾唯一古い製法で作られているお店で、全て手作り。
このお店の創業は、日本時代1920年!
創業者の李德眉さんが廣州街にあった源田株式会社の師匠にモナカの技術を学び販売されたそうです。
100年を超える最中(モナカ)専門店は、昭和天皇が皇太子の頃、御用和菓子としてモナカとアイスモナカを出された総督府高官及び天皇皇族専門のお菓子らしいです!
当時は、一般には販売されていなかったのですが、戦後販売を開始され、現在3代目がその味を守り続けられています。
店内に入ると、ちょうど機械に記事を並べながらどんどん皮ができてる場面に遭遇しました。
本当に職人さんが手で並べて整形して次々に可愛いモナカが出来上がっていました♡♡♡
あまり広くはない店内ですが、奥のレジのショーケースは、めちゃめちゃ日本!
日本の和菓子屋や郷土名菓のお店の作りそのまま。
ちょっとこの様子を見ただけでも懐かしく感じてしまいました笑
購入すると、箱で買ったからか、こんな昔ながらなデザインの紙袋に入れていただけました。
もちろん、箱売りだけでなく、ばら売りありましたよ♪
5色モナカ買ってきました!
今回は、初めて購入だったので、ひとまず一番有名なお菓子から!
ってことで、5個入りのモナカセットを購入してみました。
緑色のノシのように箱を包んであって、ちゃんとしているお菓子の雰囲気♪
ただ、よく見ると箱は台湾風だ!
紙のような木のような素材で、台湾の駅弁や池上弁当でよく使われている素材でした。
木箱に入ってるみたいな雰囲気なので、ちょっと高級感がある!
五色最中餅禮盒:五色最中セット(5個)280元
バラで購入する場合は、1つ50元で、セットで購入した方が少し安いですね。
この5色モナカ、色が違うだけでなく、皮に味がついています。
- 黄土色(原梅):オリジナル
- 緑(綠菊):抹茶
- ピンク(紅梅):苺
- 白(白梅):オリジナル
- 茶色(黑菊):ココア
ちなみに、このいろんな色のモナカは3代目が販売を始めたらしいです。
モナカの皮は梅型や菊型、四角い蘭型があるんですが、箱入りセットの場合は、種類を選べないみたいでした。
ランダムにおばちゃんが入れてくれました。
このモナカは、あんこは自分で食べる時に入れるDIY形式。
湿気が多い台湾でこの仕組みはいつでもサクサクの皮が食べれて良いです♪
1つに1袋ついていて、全部入れると結構パンパンなくらいの量になります(嬉しい)
あんこは、こしあんではありますが、少し皮も入っていて小さな粒々もあります。
味は、めちゃめちゃ日本の味です、台湾式ではありません。
サクサクの皮にほんのり甘いあんこ、形もすごく可愛いし、品がある。
大事なお友達へのお土産にもぴったりです;)
モナカだけでなく、モナカの皮にナッツを詰めたお菓子もあります。
穀之實最中餅っていう名前みたい。
中のナッツはいろんな種類があって、今回はアーモンドチップを載せたものを買ってきました。
これも1つ50元でした。
ナッツ好きにはたまらない、ほんのり甘い食感が楽しいおやつでした。
ただ、個人的にはやっぱりあんこを詰めるモナカの方が好きでした。
台北堂餅行へのアクセスと詳細
台北堂餅行 摩那卡餅本舖(Instagram、Facebook、HP)
時間 09:00-18:00(日曜休み)
住所 台北市萬華區艋舺大道52號
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