太陽と広い空を求めて、南部の都市「高雄」に移住した日本人Rie(X rieasianlife、IG taiwanandasia1708)です。
高雄には、日本と同じ名前の街「岡山」という場所があります。この岡山は、台湾の中でも特に「羊肉(やぎ肉)」「豆板醤」「蜂蜜」が有名。
今回はそんな岡山で開催されている蜂蜜のお祭りについてのレポート記事です。
蜂の祭典について
イベントの名前は「大崗山龍眼蜂蜜文化節」。
毎年の夏、岡山の近くの山の上にある大崗山風景區如意公園で開催される、知る人ぞ知るイベントです。
(ちなみに、岡山は行政市名、大崗山はその近くの山・自然エリアという意味で使われています)
皆産、蜂蜜って農産物なの知ってましたか?
このイベントは、蜂蜜が収穫されて業者が一斉にその年にとれた蜂蜜を販売開始をするのを祝う目的もある大事なイベント。
その年の蜂蜜の品質の品評会も兼ねていて、質の良い蜂蜜に選ばれた業者は、表彰され、高雄のお土産としてパッケージングされ、販売されます。
主催は、高雄市政府農業局と高雄市岡山區農會。
今回は、2025年に開催されたイベントのアクセス方法や会場の様子をご紹介します!
無料シャトルバスに乗ろう!
会場へ行くには、電車や地下鉄などではいけず、バスで行くのも難しいような場所にあります。
地元の方々は自家用車やバイクで行くんですが、足がない人はタクシーか無料シャトルバスで行くことになります。
シャトルバスは、地下鉄「岡山(RK1)」「岡山高醫(R24)」の2つの駅から乗車することができます。今回、私は、岡山駅から乗車しました。
電車の岡山駅側のロータリーのところにこんな感じ(↑)の旗をつけたシャトルバスが止まっているので比較的わかりやすいと思います。
基本的には1時間に1〜3本くらいありますが、お昼休憩とかあるので、公式から毎年出される時刻表をスマホに入れておくと良いです。
シャトルバスなので、特に止まる駅もなく、スルーっと会場に到着するので、楽ちんで行くことができます。
帰りはバスを降りたあたりに乗り場もあるので、同じ場所に行けば帰れます。
最終便は、夕方18時くらいなので、できるだけ早めに行かれるのがおすすめです。
バスなくなったら、周囲にタクシーもあまりないので、結構大変です!
会場の様子
会場はこんな感じの大きなドーム型のテントが2通路分建てられていて、一番奥にステージエリアがありました。
ここでは、各蜂蜜を作っている業者が自分たちの自慢の商品を販売しています。
途中に小売店を挟んでいない、農家産から直接買うことができます!!
大崗山エリア(主に阿蓮区)の蜂蜜は、龍眼(ロンガン)の花から採れる蜂蜜。
この龍眼蜂蜜は、香りが良く、後味スッキリしていて、日本でよく食べる蜂蜜よりも質感さらりとしていて、甘さ控えめ。
このエリアは、台湾産蜂蜜の中でも品質の安定性と信頼度が高い産地として有名です。
さらに、会場には、龍眼蜂蜜だけでなく、百花蜜、蜂王乳、プロポリス、花粉パウダー、蜂蜜加工品などが販売されています。
蜂蜜を使ったDIYイベントも開催されていました。
その場で申し込みできて、人数制限内であれば、参加することができます。
しかも、参加費もかなり安くて、この日は、蜂蜜のパイナップルビネガー作りが100元でした!
大人だけでなく、子供ちゃん連れて行かれる方にもぴったりなイベント。
他にも、こんな農家産の使ってる道具の紹介などもあって、面白かった!
これは絶対役に立つ!と思って写真撮ってきた、純粋な100%蜂蜜と調合された嘘の蜂蜜の違い表。
| 純蜂蜜 | 調合蜂蜜 | |
|---|---|---|
| 見た目 | 天然鉱物を好み、色は比較的濁っている | 透き通っていて、透明 |
| 香り | 特定の植物の花の香り | 人工甘味料や果糖が入っている |
| 結晶 | 天然のブドウ糖のため、低温や20度以下になると結晶化することがある | 結晶化しにくい |
| 味 | 花の香りが広がり、味が濃く長く残る | 甘さと砂糖水の味のみ |
| 水への溶け具合 | 振り混ぜると小さな泡ができ、簡単に消えない | 振り混ぜると大きな泡ができ、すぐ消える |
| 触感 | ねっとりしている | 油ぽい |
また、蜂蜜製品の無料抽選会や、この日は参加しなかったんですが、周辺を紹介する無料ガイドも開催されています。
中国語でのガイドにはなりますが、周辺の観光地をついでに見て回れるのすごく良いですよ。
2025年は、「月世界」と「大崗山」を見て回るツアーでした。
ネットと当日申し込み(少量)で、すぐ定員になっちゃいそうなので、できるだけ早く整理券をゲットするのがおすすめです。
今年の優秀農家が発表されます!
今年の優秀農家さんの発表式!
2025年は市長の陳其邁も駆けつけ、受賞農家さんたちに表彰状の授与をされました。
2025年(114年)の優秀農家さん一覧(画像は公式Facebookより引用)
高雄パッケージには、生産者さんが書かれていない(ただし、2025年のは、この農家さんの誰かの蜂蜜なのは確かです)ので、高雄パッケージじゃないもので高雄産の蜂蜜を購入される方は、上記の生産者を見てみてください。
高雄のお土産パッケージ
ただし、蜂蜜は農作物。
毎年、品質が違うのは当たり前なので、今年受賞を逃した農家さんでも過去にたくさん受賞されている方もいらっしゃいます。
見逃せない刺激的な「蜂人間」ショー!
2日間のイベントで一番の目玉と言ってもいい「蜂人秀(蜂人間ショー)」。
農家さんの代表が体に女王蜂をつけることで、身体中にミツバチがやってきて全身が数十万匹の蜂で覆われるとっても刺激的なショーです。
写真見てわかると思いますが、女王蜂がついている方のみに蜂たちが集まってくるの本当に不思議!蜂の生態について教えるっていう目的もあるみたい。
もちろん、誰でもできるわけではなく、家族経営で長年されている超ベテラン農家さんがされているので、みなさん真似しないでくださいね(笑)
観客も暴れたりしなければ、刺されることがなく、全身が覆われたあと、ステージに一般の方々も上がって記念撮影できます。(私は怖すぎたのでやめました笑)
これは、一度は生で見てみたいイベントだと思います!
イベントの様子はインスタで動画VLOG出してるので、こちらもどうぞ!
買ってきたもの
もし食べたことない方なら、このイベントで是非試してみて欲しいのが、この蜂巢蜜(コムハニー:巣蜜)。
蜜ろうの巣に蜂蜜を貯めたままの状態で切り取ったもので、農家さんから直接購入できる新鮮でかなり貴重なもの。
このまま食べることもできますが、消化されないし、口当たりもあまり良くないので、おすすめはトーストの上に乗せたり、熱いコーヒーや紅茶などに入れて、完全に溶かして食べるのがおすすめです。
スプーンで崩すとジュワーっと蜜が溢れ出てくるのに、食べにくいからか、かなり安価な価格で販売されています。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールが豊富に含まれていて、抗酸化作用や抗菌作用があり、疲労回復、生活習慣病予防、腸内環境改善、美肌効果などちょっと意味わからないくらいめちゃめちゃいいやつです。
ただ、食べ過ぎには気をつけて。
それと、もちろんハチミツ自体も購入しました。
この農家さん(阿蓮區「雙園養蜂園」の陳國正さん)は、蜂巢蜜と同じ農家さんのものなので、蜂巢蜜に追加して食べたり、蜂巢蜜をこの蜜につけて保存しています。
この農家さんは、1950年から三代にわたって養蜂農家を営む実績のある農家さんです。
このビックサイズの業者用蜂蜜が買えるのもイベントの良いところですよね!
今年一番品質が良いとされる「特等」を受賞された「林聖如」さんからも蜂蜜を購入。
今回受賞者の中でも珍しくお一人だけ女性の方が代表をされている三代続く養蜂農家「蜜匠養蜂場」です。
受賞された龍眼蜂蜜の他に、味見してみて、すっごく特別な味だったので、紅柴蜂蜜っていうものも購入。(蜜匠養蜂場の紅柴蜂蜜のページ)
蜜匠養蜂場の紅柴蜂蜜は、屏東霧台の中央山脈の紅柴花(厚皮香/水錦樹)の花から採れる蜂蜜で、蜜自体もそこまでたくさん取れないので、かなり希少な貴重蜂蜜。
軽い酸味のある蜂蜜で、よくスーパーなどにある百花蜜(いろんな花を組み合わせた蜂蜜)はもちろんのこと、龍眼蜂蜜と舐め比べてみてもかなり違います!
龍眼蜂蜜も紅柴蜂蜜も香りや風味は蜂蜜をしっかり感じるんですが、龍眼蜂蜜の方が甘さが強く、紅柴蜂蜜はもっとさっぱりしていて軽く、後味にすこーしだけピリッと酸味が残ります。
もし見つけたら是非試してみてね。
岡山の天然100%の蜂蜜を食べてから、もう市販のスーパーの蜂蜜が食べれなくなってしまいました。本気で味や食感が違います。
龍眼蜂蜜は、甘ったるさもなく、香りも高く、さらりとしていて、個人的に大好きです!
私は今後、一年分の蜂蜜は、この日に農家さんから購入することにすることを誓います(笑)
大崗山龍眼蜂蜜文化節の情報まとめ
大崗山龍眼蜂蜜文化節(公式Facebook)
時期:毎年、夏開催。
場所:大崗山風景區如意公園(で開催が多い)
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