閉店【高雄:駁二】入ると真っ暗!どっぷりと闇に浸れる定額入場制本屋「無關 實驗書店」

文化・アート

新しい物好きなブロガーRie(@rieasianlife)です。

今回ご紹介するお店は、ちょっと他と違った本屋カフェ。

このお店は、駁二周辺をウロウロしていた時、同じく台湾関係でいろいろ教えていただいている大先輩で司会や書籍ライターなどをされている一本道ノボルさん(@ipponmichi_tw)にオススメいただいた闇にどっぷりはまれる面白いお店。

 

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どこにあるの?

 

場所は、高雄のクリエイティブなお店が集まる元倉庫群「駁二」の一角。

比較的一番東側(サニーヒルズまではいかないけれど、その手前)にあります。

 

 

こんな映し鏡のような看板が目印です。

(この記事の一番下に住所とGoogleマップがあるので、参考にどうぞ)

 

 

入り口と入店の注意

 

お店の入り口はこんな感じ。

たくさんの本と白い花と布で飾りつけしてあって、かなり異様な雰囲気です。

 

 

この本屋さんにはコンセプトといくつかルールがあります。

<コンセプトの意訳>

無關他人關於你自己
不為別人眼中的形象,不為社會認可的光環,
那些軟弱、害羞、迷惘、禁忌,都可以在這裡找到共鳴

無關はあなた自身に関することです。
他人の視界の中の印象や社会的な承認などではありません。
弱さ、恥、迷い、禁忌、全てにおいてここで共鳴を探し出せます。

手電筒、閃光燈一律禁止,請相信自己的感官。
懐中電灯や光の一律禁止、自分の感覚を信じてください。

店內什麼東西都可以買,除了燈和店員之外。
店内のものは全て購入することができます、ライトと店員を除いて。

被踩到時不要大叫,請直接踩會去。
足を踏まれた場合、大声で叫ばないでください、直接踏み返してください。

如果有人要跟你同一本書,買下它,或跟他要電話。
もし自分と同じ書籍を別の方が欲しい場合、購入するかその方へ電話をかけてください。

若覺得光線太暗,請撿起一根樹枝,大喊「路摸思!」
光が足りず暗すぎる場合、一本の木の枝を拾って、大声で「ルーモス!」と叫んでください。

理想需要現實支撐。進入後左轉繳交入場費,無關一鞠躬感謝您!
理想は、現実による支え(我慢)が必要です。入った後、左を向き入場料を支払ってください。

 

いやいや、コンセプトも注意規則も文面がすでに面白すぎるでしょう!!!!!

 

 

入場料は、100元です。

また、店内にはドリンクやお酒などがあり、店内で何かを頼む場合は、その入場料を支払ったレシートで割引になります。

 

店内の様子

 

それではいよいよ入場しましょう!

あ、ちなみに、18歳未満は立ち入り禁止です。

 

 

店内に入ると、もう視界は真っ暗。

だんだん目が慣れてくるとこんな光景が広がっていることに気がつきます。

 

 

入ってすぐ左手にあるカウンターで入場料を支払えば、自由に展示してある書籍を読むことができます。

 

 

広くはないですが、2階席もあり少しだけテーブルとスタンドライトがあります。

ただ、このスタンドライトの席もかなり暗い!

本読むことがかろうじてできるレベルのライトです。

まさに、闇。

 

ただ、光が視界に入ってこない分、ぼーっと物思いにふけることができました。

一番感じたのは、目が疲れないってことでした笑

蛍光灯や携帯の光ってすごい目の負担だったんだなぁーと現実的なことをまず感じました笑

 

 

しばらくうろうろして目が慣れてきたら、CYOYAの梅酒を飲みながら、たまに照らされる書籍の光を眺めながら、まさにコンセプト通り、自分との対話を楽しむ時間を過ごせました。

 

たまには、こんな時間を過ごすのもありかも。

自分と対話したい方いらっしゃいましたら、物思いにふけりに行ってみてはいかがでしょうか?

 

無關實驗書店

無關實驗書店Facebook
時間 14:00〜20:00(土日11:00〜、月曜休み)
電話 07 531 8813
住所 高雄市鹽埕區大義街2-1號C7-6倉庫

 

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