【台北:北門】日本時代の元薬局だった歴史建築が隠れ家茶芸館に「淨斯茶書院」

台北

ふらりと一人で茶芸館に行って、ブログを書いたり読書をしながら御茶菓子で休憩するのが趣味のブロガーRie(@rieasianlife)です。

今回紹介するお店は、通りかかったらお茶ができそうだったので、ふらりと入ってみたところ、思った以上に快適だった茶芸館(というか、お茶が飲める休憩所みたいなカフェ)です!

調べてみたところ、すごく歴史のある面白い建物でしたよ!

 

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どこにあるの?どんなところ?

 

場所は、迪化街から中山駅方向へ少し歩いた大通り沿い。

森高砂咖啡館の交差点の南側にあり、あまり目だたない外観なので、見落とさないように気をつけてください。

淨斯茶書院Facebook
時間 10:00~19:00(日曜のみ9:00〜18:00)
電話 0225567965
住所 台北市大同區延平北路一段151號

 

 

まずお店に入る前に注目して欲しいのがこの壁面!!

建物や周辺の歴史が写真と文章で紹介してあります。

 

今回紹介するお茶屋さんは「淨斯茶書院」。

名前はなんだか書道などの学問のお店っぽい名前ですが、実はここ元は薬屋さん!

 

 

元々の名前は「太和堂藥房」で、1921年に李英さんが創業した薬屋さんです。

日本時代に薬の資格を取り、漢方薬と西洋薬を販売していて、日本やヨーロッパ、アメリカの薬や医療機材、医療用具の輸入代理などをされてたらしいです。

 

 

その後、サービスの範囲を店舗や病院まで広げ、北部3大薬局の一つに数えられるくらい大きな規模だったらしいですよ。

 

 

お店がある場所のすぐ近くにある「臺北法主公廟」は、清時代のお茶業者の方々がお参りに来るお寺で、臺北法主公廟・霞海城隍廟・慈善宮が大稻埕三大廟と言われてるらしいです。

元々は臺北法主公廟のある法主公街と呼ばれる通りはかなり賑わっていたらしいんですが、1910年の日本政府が出した台北市区改正計画により、だんだん廃れてしまったらしいです。

ちなみに、この法主公廟の目の前は、二二八事件が起こったカフェ「天馬茶室」があります。

 

当時は煉瓦造りだったみたいです

 

その後、1944年の太平洋戦争の時に、太和堂藥房の隣が「張東隆商行」という石油、機械油、燃料、砂糖、小麦粉、輸入車を扱う会社だったんですが、そこの屋上に防空大砲(防空高射炮)が設置され、元々の建物は壊されてしまったらしいです。

1945年に終戦を迎えた後、李英さんが国民党政府から再建許可を取り、康海賜という有名な建築会社が再建(1947年)。

兩進三層樓(2重の門があり、3階建)の形式で、元々は2階建てだったのを1階分大きく、1階はお店に、2〜3階は住居として使えるという迪化街と同様な作りに。

149號を太和堂薬局に、151號を3つの銀楼(宝石屋さん)に貸していたそうです。

 

 

しかし、当時、物資も不足していた時代だったので、外観はとても簡単な作りになったそうです。

ただ、簡素なデザインの中にも、装飾がレトロで素敵なところもあるので、よく観察してみることをお勧めします!

派手ではないですが、壁面の上部の窓なんかも素敵ですよ!

参考:
太和堂藥房歷史沿革與整修
見證台灣西藥商歷史風華 台北太和堂藥房(台北畫刊107年5月)
大稻埕太和堂藥房歷史建築

 

建築物の様子

 

それではここから室内の様子をご紹介!

いろいろみていたら、お店の人がどんどんみていいよーと写真を撮らせてくれました♡

ただ、2階から上はこの時は立ち入り禁止だったので、見学できず。

もしかしたら定期的に見学会みたいなものは開かれてるっぽいので、もし次機会があればみてみたい!

とりあえず、この石の階段はすっごく素敵でした!

 

 

この水道は今は使われてないので、水は出ないですが、当時のものをそのまま置いているそう。

確かに蛇口に時代を感じますね。

石鹸置きも流し台と一体化しているデザインって珍しいですよね。

 

 

この床の花のタイル?飾り?もすごく可愛かった♡♡♡

シンプルだけど、遊び心あって良いですよね!

 

 

入り口入ってすぐはお茶屋や陶器を売っているお店なんですが、そこから奥に進むとこんな盆栽や噴水のような場所も。

その奥の部屋が休憩スペースになっていて、ここでお茶菓子をいただけます。

 

 

 

ここが休憩エリア。

道路側にお店があり、一番奥の部屋なので、外の音が全く聞こえず、音楽だけが流れてとっても落ち着いた雰囲気でした。

隠れ家感が凄いので、こっそりと集中して籠るのにもとってもよさそう!

ちなみに、お店は仏教団体の慈濟が運営されてるそうで、仏教関係の書籍が置いてあったり、店員さんも仏教の方っぽい感じでした。

 

御茶菓子セットで休憩

 

  • 茶(翠玉烏龍茶)+茶菓子セット 150元

メニューには、お菓子について書いてないんですが「お茶を頼んだら伝統的なお菓子ついてくるよ〜」と教えていただき、注文してみました。

 

 

小さなクッキーや月餅1つとかかなと思いきや、結構な種類のお菓子!

このお菓子もついて、150元(お茶によって金額が違いますが、ほとんどが200元以下です)なんて大満足でした。

 

 

今回頼んだのは、翠玉烏龍茶という、台湾四大茶の品種の一つだそう。

すっきりして飲みやすいお茶でしたよ。

こっそりと一人で静かにこもりたい方や価格もお安いので、学生の方なんかにも良いと思いました!

 

 

淨斯茶書院へのアクセスと詳細

淨斯茶書院Facebook
時間 10:00~19:00(日曜のみ9:00〜18:00)
電話 0225567965
住所 台北市大同區延平北路一段151號

 

 

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