【台北:大橋頭】迪化街の老舗菓子屋がレトロ喫茶にリニューアル「李亭香」

台北

定期的にいろんなところを散歩している散歩ブロガーRie(@rieasianlife)です。

迪化街といえば、乾物やカフェがひしめき合う伝統と近代が入り混じるエリア。

そんな迪化街の中でも老舗の一つ伝統菓子屋「李亭香」がレトロ喫茶店になってました!

 

 

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李亭香について

 

李亭香は、1895年創業(創立125年以上)の超老舗の伝統菓子屋。

上の写真は2015年に撮った写真なんですが、紙のように薄いジャーキー「江記華隆」のとなりにあります。

お店を覗くと亀の形の木型がたくさん並んでいるのを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

1代目の李騰飛さんが、大稻埕に早期にあった高級菓子屋「寶香齋」で学び、蘆洲の湧蓮寺でお店をオープンさせたのが最初。

李さんの家の騎樓(亭仔腳:台湾の伝統的な屋根付き廊下)は、いつもいい香りが漂っているということから店名を「李亭香」にしたそうです。

ちなみに、寶香齋出身の方が開いたお店は「龍月堂」も有名です。また、南街殷賑で有名な画家の郭雪湖はこのお店の息子さんと同級生だったらしく、2階でよく遊んでいたなんてエピソードもありますよ。(台北永樂扶輪社 活動日誌より)

 

その後、1951年に2代目李淵潭の代で迪化街にお店を移し、たくさんの輸入食材などが行き交う迪化街の影響を受け、きのこやカレーなどを入れた平たい西洋菓子「平西餅」が看板メニューに加わりました。

2015年に、元エンジニアの5代目オーナー李佳陽さんがお店を引き継ぎ、2020年からお店を改装しバロック建築の外観にリニューアル。

さらに、2019年に今回ご紹介するレトロな喫茶店のようなイートインエリアに改装されたみたいです♡

ちなみに、台湾で最近話題だったドラマ「華燈初上」のロケ地でもあるみたいですよ。

 

どこにあるの?

 

この外観は通り側の写真で、この左側がジャーキー屋さんです。

場所は、迪化街の北側。

「大稻埕」駅の方が近いので、行かれる方は北から南へ降りていくのをお勧めします。

李亭香HPFacebookInstagramYouTube
時間 10:00-19:00
住所 台北市大同區迪化街一段309號

 

 

お店の入り口は、右げに曲がったこちら側なので、間違わないでね。

白いかべにブルーの屋根、長くて丸い窓もすごくレトロで可愛い♡♡♡

屋根の右側にあしらってある月餅の型の「月、亀、花」の形もすごく良いですよね!

 

店内の様子

 

店内に席は、10席ほどの小さな喫茶店。

カウンター席もあり、雰囲気抜群です。

お土産エリアと併設されているので、人が良く行き交っています。

 

 

李亭香は結婚式の引き出物の月餅や喜餅が有名なんですが、

私の中では、やっぱり亀の形が印象的。

お菓子の詰め合わせセットも亀の形をしていて可愛いです。

 

 

リニューアルした時に新しく登場した、少女A×李亭香シリーズ。

カンカン入りクッキー「蝴蝶酥」もすごく可愛いですよ。

 

メニュー

 

いただけるのは、お茶菓子セット。

お店の看板メニューの亀餅や椪餅、綠豆糕など気になってるお菓子はここでお試ししてもいいかも。

また、迪化街といえば、お茶が定番の午後の過ごし方!

コーヒー紅茶だけでなく、坪林產のお茶3種類、紅玉紅茶/文山包種茶/鐵觀音から選べるのも嬉しい。

 

アフタヌーンティーセット

 

今回頼んだのはアフタヌーンティーセット

少女龜蜜 150元

スイーツは、金錢龜と平安龜から選べます。

ドリンクは、コーヒー・紅茶から選べます。(+40元で他のドリンクに変更可能です)

 

 

お茶セットは、可愛いカンカンで運ばれてきて、食器類含めすごく良い!(単に私の好み笑)

今回は、台灣坪林產上選現沖茶(文山包種茶)を選びました。

 

 

こちらが「平安龜」。

モチモチの麦芽糖とピーナッツでできた生地の中に、黒ごまがギュッと詰まっています。

結構な弾力があるので、かじりつくのをお勧めします。

 

 

こっちは「金錢龜」。

金色の包み紙に包まれていて平安龜と何が違うんだろ?と思って食べてみたら、中身はミルクヌガーでした。

これも濃厚ミルクで美味しい〜〜〜〜!

少しずつ食べてお茶を飲んで、幸せな時間を過ごせますよ♡

 

 

李亭香へのアクセスと詳細

李亭香HPFacebookInstagramYouTube
時間 10:00-19:00
住所 台北市大同區迪化街一段309號

 

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