【台湾に住む】電気料金明細の見方と実際の電気料金を紹介

台湾の生活

台湾在住ブロガーのRie(@rieasianlife)です。

電気代を支払いする時に、そういえば今までよく計算方法などを見てなかったので、自分もメモ代わりに記載しておこうと思います。

 

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台湾の電気料金

2ヶ月に1回電気料金の支払い明細が「台灣電力公司」から届きます。

ちなみに、台灣電力公司は公的な機関で、台湾の電力は全てこの会社が扱っています。

個人の場合は、大家さんの名前で明細が届くので、支払い明細を持ってコンビニ払い、クレジット払いなどをします。

経費計算もあるので、オフィスを契約した場合は、支払い者の名義を会社にうつしましょう。

【台湾ビジネス】電気料金の名義変更の手順と場所

 

 

  • 電號:ATMなどで支払口座番号
  • 查核碼:振り込みをする際に必要な認証番号
  • 繳費期限:支払い期限(期限が切れて8日を経過すると遅延金が発生します)
  • 應繳總金額(繳費金額):支払う金額
  • 代收截止日:コンビニなどで支払いができる期限
  • 税金(法人の場合税金が計上されますが、個人の場合はありません)

繳費期限は、代收截止日よりも早いので、繳費期限が切れても、代收截止日までならコンビニ支払い可能です。

ちなみに、街口や銀行アプリなんかでも支払い可能のようです。

【台湾ハック】ポイントも貯まるスマホ決済アプリ「街口支付」が便利すぎる!設定方法と使い方を解説

 

現在住んでいるのは屋上物件なので、一つ下の階の人と共同で支払っています。

なので、個人的に支払いを設定できないんですが、個人支払いをされてる方は、街口ポイントたまるのでいいかも。

【台湾の生活】私の屋上ペンション「頂樓加蓋」について!住んでる感想や引っ越してやったこと、費用について

 

建物により分類があります

 

台湾の電気料金は建物により分類があります。

「輪流停電組別」というのがその分類にあたります。

  • A、B:緊急施設。事故などが発生したばい最優先される施設です。
  • C、D、 E 、F:通常の一般家庭やマンションはこれにあたります。
  • H:国防、交通、病院、政府関係施設
  • I:高圧力の施設
  • J:電気関連工場など

特に、日常生活に関係するC、D、 E 、Fは停電する際の指標にもなるグループ分け。

このサイト(↓)で自分のエリアの停電情報を知ることができます。

台灣電力公司停電查詢及通報系統

 

台湾では、夏は暑く、冬寒い。

昔ほどではないですが、今でもちょくちょく全体の使用量過多や台風などで停電があります。

エリアはビルや地域ごとに区切ってあるので、もし近くや同じマンションに病院が入っていたりすると、A、Bに割り当てられることもあり、その場合停電などになりにくかったりします。

 

料金参考

 

それでは、ここから台北市内のいろんなマンション、アパートに住んだ経験からどのくらいの電気料金がかかるのか公開したいと思います。

もちろん生活状況や習慣によって料金は違うので、参考程度にご覧いただければと思います。

【台湾に住む】台北で部屋を探すには?家賃相場は?選ぶ時のポイントは?

 

台北市:マンションの場合

 

過去住んでいたマンション(套房:トイレお風呂キッチン付き)の実際の電気代は以下。

計算月使用度数地区合計
2016年 09~10月718度中山區 (10.28坪)1712元
2016年 11~12月412度中山區 (10.28坪)923元
2017年 01~02月359度中山區 (10.28坪)803元
2017年 03~04月392度中山區 (10.28坪)875元
2017年 05~06月524度中山區 (10.28坪)1107元
2017年 09~10月548度大安區 (12坪)584元
2017年 11~12月508度大安區 (12坪)954元
2018年 01~02月554度大安區 (12坪)1051元
2018年 03~04月376度大安區 (12坪)677元
2018年 05~06月708度大安區 (12坪)1521元
2018年 07~08月720度大安區 (12坪)1602元
2018年 09~10月471度大安區 (12坪)894元

これは自分の部屋だけの金額で、さらに別で管理費が家賃込で、別でガス代も毎月かかってます。

こうみたら、中山区の物件の方が大安区の物件よりもちょっと高いですね。

ただし、マンションのある場所やマンション自体や家具の状態(古さ)によって変わってきます。

ちなみに、この2物件とも2万元越えの普通のキッチンあり物件で、一般的な社会人にとってすごい高い、すごい安いってわけじゃないと思います。

駐在員としては安いかもですが。

あと、この時は犬もいなかったので、平日も1日中クーラーをつけているようなことはなく、家にいる時だけ使用する感じで、休日も暑いと外のカフェで涼みながら作業してたりしました。

 

新北市:アパートの中でも頂樓加蓋の場合

 

アパートにはこんな感じで1部屋(というかワンフロア)ごとに電気メーターがあります。

前回計算月とのメーター数の差分を支払う方法をとっています。

以下、実際の計算方法、2ヶ月に一回こんな計算をしています(2021年6〜7月分)。

 

本期度數:2,155度 ←全体メーター数(請求書より)
流動電費:8,495.6元 ←使用量(請求書より)
公共電費:61.2元 ←共用部分使用量(請求書より)
六樓用電度數:
10,155(今月メーター数)ー9,358(先月メーター数)
797度 ←今月のうちの使用量
六樓本期電費:
( 8,495.6/2,155*797 )+( 61.2/4 ) ←うちの使用量と、共用使用量を人数(4人)で分割
=3,142+15.3
=3,157.3元 ←これがうちが支払う2ヶ月分の電気代

ちなみに、新北市の私が住んでいる地区はFです。

実際に住んで使用した電気料金の推移はこんな感じ(物件全部で40坪ですが、クーラーがあるのは1部屋だけの10坪程度)

計算月使用度数共用費料金合計
2020年 04~05月345度24.3元747.2元772元
2020年 06~07月835度22.5元3,286.1元3,308元
2020年 08~09月889度22元3,941元3,963元
2020年 10~11月165度15元381元396元
2020年 12~01月544度17元1,703元1,720元
2021年 02~03月261度17元684元701元
2021年 04~05月364度15.6元848.6元864元
2021年 06~07月797度15.3元3,142元3,157元

やはり夏はクーラー、冬は暖房を使うので、料金が春秋の倍以上になります。

うちには犬がいるので、冬場の暖房はずっとつけはしないですが、クーラーは除湿共に夏場は1日中つけてることが多いです。

そのため、3000元超えることもありました。(これは仕方ないですね)

ただ、コロナの影響で政府の補助コントロールも入ってたりもするので、費用が前年同月と比べて少し抑えたれてしてますね。

 

まとめ

 

今回は、今まで住んできた物件の実際の料金をもとに台北の電気代をまとめてみました。

これが他の県だったら、もう少しもしかしたら違うのかもしれません。

また、過去の電気代なので、年々金額が上がってる可能性があります。

参考程度にご覧くださいね。

 

台湾の物件は、ネット料金やテレビ受信料金(第四台)、水道代は家賃に含まれてることがありますが、電気代は自分で支払います。(ただし、シェアハウス等は含まれることもあり)

こうしてまとめてみると、新北の物件の方が電気代が高いですが、管理費・家賃等を合計したら、結果やはり新北の物件の方が安く、何より広いです。

ただし、もちろん現在の物件は管理人さんもいないし、6階まで階段ですが笑

この辺耐えられない方は、新北のマンション物件をおすすめします。

うちほど安くもなく広くもないですが、台北市と比べたら格段に家賃は抑えられると思います。

あと夏は、扇風機やサーキュレーターとクーラーの併用が、断然快適に過ごせるので、おすすめです。

 

日本で一人暮らしをしてたからか、高いと言っても台湾の電気代はそこまで高くないと感じます。

当時は、夏場・冬場は○万円越えは当たり前だったので(汗)

これから台湾生活を始める方、来たばかりで暑い夏の台湾の電気代が気になる方などの方々の参考になれば幸いです。

 

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