台湾に来る方へ(台湾で仕事編)

台湾で働く

台湾に移住して8年目を迎えたRie(@rieasianlife)です。

前回は、台湾留学をする方が最低限やらないといけないことをまとめたのですが、今回は「台湾で仕事をする方」向けに書いた記事をまとめてみました。

もちろん、台湾に住む方法は多種多様。

いろんな方法があり、私が経験したこと以外にもたくさんの選択肢があります。

いち体験者の記録として参考になることがあれば幸いです。

*ただし、私が経験した内容はこの台湾に来てから8年間の間。制度は変わりにくい内容ではありますが、変わってる可能性もありますので、実際に作業をされる際は、専門窓口へも確認をされることをお勧めします。

 

仕事の場合、学生と違いステップというものがあまりありません。

台湾に就職して必要となるであろう項目を羅列した形になります。

 

 

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台湾で職を探し、就労許可証を発行してもらう

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何はともあれ、生きていくには職探し。

日本国籍を持つ私たちは、外国人(ハーフの方の二重国籍などは置いておいて)。

台湾に長期的に合法的に住む(ビザランなどで出入りを繰り返すのでない限り)ためには、何らかの許可(仕事の場合は、就労許可)が必要です。

 

この記事では、台湾で働く手段や職を探す方法などを解説しています。

【台湾で働く】台湾で働きたい!台湾企業に就職するための方法

また、台湾で企業した経営者の方向けに、日本人を雇う時の手順参考はこちら。

【台湾ビジネス】就労ビザを発行する!申請資料・方法を解説

こちらは、台湾でのスタッフ人材の探し方も紹介しています。

【台湾ビジネス】採用はどうする?台湾人材の知識と実際に行われている探し方をご紹介

 

 

家を探す

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家探しも大事ですよね。

日系商社など会社の駐在員であれば、会社が探して、社宅のような場所を提供くれるところが多いようですが、現地採用や中小企業ではそうはいかないですよね汗

仕事の疲れを取るには、やっぱり必要な落ち着ける場所。

大変ですが、自分にあった家をぜひ頑張って探してみてください。

 

台湾の物件について解説記事

【台湾に住む】台北で部屋を探すには?家賃相場は?選ぶ時のポイントは?

引っ越したら、住所変更も忘れずに!

【台湾に住む】引っ越し後は必ず住所変更!居留証の住所変更手続きを解説

また、台湾の物価の記事もあるので、生活の参考にどうぞ。

台湾と日本の物価比較!給与、食費、交通費はどのくらい?

 

 

統一證號を申請し、銀行口座を開く

給与の振り込みに必要なのが台湾現地の銀行口座。

銀行口座を開くためには「中華民國統一證號」という身分証番号が必要になるので、番号を取得したあと各銀行への口座開設へ行きます。

(身分証番号としては、居留証番号もあるのですが、ECサイト登録などで中華民國統一證號がよく使われてます)

この中華民國統一證號は、国税局から所得の管理もされており、確定申告の際全てデータベースに登録されているので計算が非常に簡単に住むという優れものです(その代わり税金逃れはできませんが笑)

また、口座を開く際、マネーロンダリングの観点から、居留証がないと開けない銀行もあるので、先に居留証をゲットしておいたほうが選択肢が広がります。

 

中華民國統一證號の発行の仕方

【台湾の生活】台湾での身分証番号「中華民國統一證號」の申請方法

銀行口座の開設の仕方

台湾の現地銀行(中國信託銀行)で口座を開く!手順と必要なもの

 

 

毎年5月には、自分で確定申告をする

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台湾に住む日本人で、学生や専業主婦の方などと違うやらないといけない作業の一つが「確定申告」!

日本同様に、台湾で収入を得ていらっしゃる方は、必ず必要になります。

日本で収入がある場合は、日本でも納税することになりますが、二重課税にならないように台湾で納税or控除することもできます。(ただその場合書類が少し面倒)

確定申告自体は、窓口に行って書類を提出するだけで簡単なんですが、そのための書類を集めるのが面倒な場合があります。

個人所得税の金額によって納税率が変わってくる(制度変更などにより更新される可能性あり)んですが、基本的に月のお給料が4万元超えている場合は発生する可能性が高いとイメージしてください。

 

確定申告について、詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にどうぞ。

【台湾で働く】5月の確定申告は自分で納税!納税に必要なものと手順

国税局は住居地によって違います、新北市中和在住の方はこちら。

【台湾で働く】新北市に引っ越したので、中和国税局「中和稽徵所」での確定申告をしてきました

 

 

労働許可証と居留証を更新する

企業から発行される労働許可は、1度取得したからといって永遠に使えるものではなく、期限がきたら更新する必要があります。

1年〜最大5年まで申請でき、その期間は多くの場合、会社の就労契約書に基づいて作られます。

基本的に、労働許可証の更新は会社が行い、その更新された許可証を持って、居留証の更新を個人が行います。

ただ、台湾企業だと後回しにされて、そこまで管理してくれないところもあると聞きます。

基本的に自分のことは人に頼り切りになるのではなく、極力自分で行うようにしたほうが良いと思います。

 

更新方法や必要書類などはこちらで解説しています。

【台湾で働く】期限切れ前にチェック!労働許可証&居留証の更新の手順と資料まとめ

 

また、会社を辞める時は、最終勤務日までで労働許可証も居留証も期限が切れます(会社から国税局や移民局へ退職届を出すので)。

そのタイミングを調整して、仕事探しビザや一度出国足観光ビザにするなど、変更手続きを行ってください。

残念ながら、私はまだ仕事探しビザを申請したことがないので、記事はありません。すみません(汗)

 

永久居留証を申請する

 

台湾移住者の目標の一つと言ってもいい「永久居留証」。

台湾で連続5年間就労(5年分の所得税を支払った状態)すると、永久居留証という更新しなくても良い居留証を取得することができます。

これがあれば、何らかの許可証がなくても、台湾に住むことができます。

ただし「連続」5年間なので転職される方は、途切れが発生しないように気をつけてくださいね。

 

永久居留証を申請するメリットや必要書類などはここでまとめています。

【台湾に住む】7年目でついに取得!永久居留證(APRC)のメリットと取得方法

 

 

自分へ労働許可証を発行する

永久居留証を取得したからと言って実は働けるわけではなく、住める状態なだけです。

そのため、永久居留証を取得したら、その足で労働局へ。

自分に対して労働許可証を発行することができます。

これを取得して初めて、外から許可証を発行されることなく、働く(収入を得る)ことができます。

 

自分に対する労働許可証の申請方法はこちら。

【台湾で働く】永久居留証取得後にやること!自分に台湾の就労許可証を発行する方法

 

 

終わりに。

 

今回は、私のブログ記事にある「台湾で働く場合に必要なこと」をまとめてみました。

まとめるにあたり、各ページの追記やリライトも少しずつですがやっていたりしています。

ただ、冒頭にも書きましたが、方法は多種多様。

私がやってきた方法以外の方法をこなしている方もたくさんいます(例えば、ネットを使った確定申告など)。

様々なブロガーさんたちが情報をまとめてくださっているので、そちらも参考にされる事をおすすめします。

ただ、何より最新情報は「公式」です。

台湾はコロナ対応にもみて取れるよう、政府自体もフットワーク軽くいろんな制度がより良いものへと変わっていく傾向にあり、情報はかなりのスピードで更新されていきます。

政府に問い合わせをする事を習慣化して、自分の身は自分で守りましょう!

もし、ここもう更新されてますよ!ってところがあれば、Twitter DMなどで教えてください!記事内容、更新します。

皆様がより充実した台湾ライフを送れる事を心から応援しております!

 

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